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奇才トルーマン・カポーティ。「ティファニーで朝食を」「冷血」等若かりし頃に数々のベストセラーを生み出したアメリカの天才小説家。繊細な描写、機知に富んだ比喩表現等、その洗練された感性は多くの女性を虜にしました。本書は、カポーティの3rdブックで、1940年代後半にVogueやHarpers Bazarに投稿したエッセイをまとめたカポーティ初のノンフィクション本です。文章のみならずブックデザインやレイアウトの細部まで強いこだわりをもつカポーティ。多分に漏れず本書の装幀も秀逸。赤・白・黒・灰に統一されたカラー、赤塗りされたトップエッジ、エレガントなグラフィック、そして文中に添えられた美しい18の写真。写真家のクレジットを見ると、アンリ・カルチェ-ブレッソン、ビル・ブラント、セシル・ビートン、クリフォード・コフィン、ルイス・フォアなどなど。何とも豪華なフォト・エッセイです。