Google Translate
日本の写真家・川田喜久治の写真集『地図 / The Map』。東松照明、奈良原一高、細江英公、佐藤明、丹野章との写真家集団「VIVO」のメンバーであり、近年の世界的な戦後日本写真の流行を牽引する存在の一人とも言える川田喜久治。その圧倒的人気と知名度に比して、刊行してきた写真集は少ないものの、近年は『遠い場所の記憶 1951-1966』や『ラスト・コスモロジー』さらには日本写真史における金字塔として評される『地図』の新版の発表なども相次ぎ、再び注目を集めています。本書は2005年に発表された「地図 / The Map」の改訂新版。別冊で付属された写真家によるテキスト「『しみ』のイリュージョン」も大変興味深い一冊。以下一部抜粋「『しみ』が発するバイオレンスは壁の中に深く封じ込まれて、その正体はつねに隠れているが、ものが発する『新しい地図』を、これからは構築したいと私は思った」。1000限定。エディションナンバー入り。