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戦後の日本を代表する写真家東松照明の写真集『廃園 / Ruinous Gardens』。「長崎」「沖縄」を題材として、常に高度な問題意識と日本及び日本人の原像に迫ろうとするあくなき探究心を持ち続けた、戦後日本を代表するドキュメンタリー写真家・東松照明。「<11時02分>NAGASAKI」「日本」「I am a king」「太陽の鉛筆」など数多くの名作を発表し、欧米でも数々のエキシビジョンが開催され、世界的にも高く評価されています。本書は、美術・写真評論家として名高い伊藤俊治の編集・構成により1987年に刊行された作品集。50年代からの作品が時系列を無視してランダムにレイアウトされており、廃墟やアブストラクトな作品を中心に、東松の鋭い視点と観察眼、そして卓越した芸術性を見事に表現しています。巻末には伊藤俊治による興味深いテキストが記録されており、モノクロ・カラー含む80の図版が収録されています。鈴木一誌によるブック・デザイン。