軍艦島 -棄てられた島の風景-

雑賀 雄二 / Yuji Saiga

SOLD OUT

Publisher/新潮社

   Published/1986
Format/ソフトカバー   Pages/131   Size/253*258*13
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日本の写真家雜賀雄二の写真集「軍艦島 -棄てられた島の風景-」。愛知県立芸術大学デザイン専攻に入学して、独学で写真を学び始め、在学時に、長崎県・端島「通称・軍艦島」の存在を知り、取り付かれたように島が閉山し無人化するまでの約3ヶ月間滞在。その後は名古屋造形芸術短期大学で教鞭を取りながら、グラフィックデザイン・写真の仕事をし、そして1984年再び軍艦島に渡ります。かつては石炭の採掘で栄え、高層住宅や鉱場の建築物がすきまなく立ち並び日本随一の人口密度を誇った島も、炭鉱の終末とともに無人と化し抜け殻の都市へ。生と死が入り混じり、この世とあの世の狭間、異様な空気感と奇妙なやすらぎの宿る島に、すでに亡き父と母の幻影を見た雜賀は、抜け殻となった廃墟や生活道具など、人々が働きそして生きた痕跡をカメラに収めていきます。アーキテクチャー・ランドスケープ・インテリア・スティルライフを通じて、捨て去られ、死を待つモノたちの無言のメッセージが胸にしみる一冊。
<Related Artists> 雑賀 雄二 / Yuji SaigaMichael Kenna宮本 隆司 / Ryuji MiyamotoRobert Polidori
<Condition> ジャケット:少スレ・少ヨゴレ・縁少イタミ
帯欠、本体:天点状シミ、地少ヨゴレ、小口少シミ、他経年並み
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