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メキシコのヴィジュアル・アーティストであるカルロス・アモラレスの作品集「los Amorales」。オランダ・アムステルダムの名門ヘリット・リートフェルト・アカデミーや王立美術アカデミーで学んだアモラレスは、スカルプチャー、ペインティング、ドローイングを始め、ビデオやアニメーションを駆使したコンテンポラリー・アートで定評のあるヴィジュアル・アーティストで、妻Galia Eibenschutzも著名なパフォーマンス・アーティスト。代表作には90年代後半に発表したグラフィカルなドローイング集「Liquid Archive」。本作はアカデミーの同窓であり現在世界的に活躍するグラフィックデザイン・デュオMevis & Van Deursenによってアートブックとして刊行された初期作品集で、メキシコのプロレス「ルチャリブレ」に触発されて、アモラレス自らルチャドール(男性レスラー)と化したパフォーマンス・アート集。テート・モダンやポンピドゥーセンターでも発表された代表作で、ブック・デザインも素晴らしい一冊。