Google Translate
オランダの女性写真家ヴィヴィアン・サッセンとマルティーヌ・スティッグの共作写真集『Cover』。これまでにルイ・ヴィトン、ミュウミュウ、ボッテガ・ヴェネタ、ステラ・マッカートニー、フィリップ・リム、パルコ、資生堂等錚々たる企業・ブランドのイメージ・ヴィジュアルを手がけている現代ファッション・コマーシャル写真の第一人者ヴィヴィアン・サッセン。また、サッセンと同じく1972年オランダに生まれアムステルダムを拠点に活動を行い、コンセプチュアルとドキュメンタリーのユニークな作風で知られるマルティーヌ・スティッグ。本書は、Hiv/Aids撲滅キャンペーンプロジェクトの一環で刊行された作品集で、コンドームで制作されたユニークなドレスに身を包む女性がモチーフとなっており、舞台はモスクワ。サッセン・スティッグがコンセプトに沿った女性を街でスカウティングしてモデルとし、ドレスを纏った女性と日常の断片やポートレートで構成された興味深い一冊。