Reaching for Dawn(Signed)

Elliott Verdier

SOLD OUT

Publisher/Dunes editions

   Published/2020
Format/ハードカバー   Pages/152   Size/245*315*15
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フランスの写真家エリオット・ヴェルディエの作品集『Reaching for Dawn』。内戦が終結したリベリアを2年かけて取材し、暴力の痕跡と再生への希望が交錯する社会を静かに見つめたプロジェクトです。ヴェルディエは大判カメラによる長時間露光を用い、報道の即時性ではなく、人々と向き合う「遅い写真」を選択してきました。その継続的な関心には、トラウマの継承や沈黙の中に埋もれた記憶を掘り起こす姿勢があり、個人の肖像と国家の歴史を重ね合わせる視点が特徴です。本作では、元少年兵や遺族など戦争を経験した世代のポートレートをカラーで、鉱山跡や夜の街など土地の記憶を宿す風景をモノクロで撮影し、光と闇が共存するビジュアル構成としています。写真史的には、証言の不在に立ち会う現代ドキュメンタリーの系譜に位置づけられ、写真がどこまで他者の痛みに近づけるのかという根源的な問いを提示しています。国家的な語りからこぼれ落ちた声に寄り添いながら、戦後の朝を「掴み取る」ための視線を提示する一冊です。Paris-Photo Awardなど2021年のAwardを総ナメにした名著。初版・750部。写真家サイン入り
<Condition> 本体:経年並み
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