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フランスの写真家ウジューヌ・アジェの写真集『Interieurs Parisiens』。アジェは、20代から40歳頃までは俳優を目指していましたが最終的に劇団を解雇され、画家を志すものの断念し、その後画家の作品資料向けの写真を撮り始めて生計を立てますが、生前は名を馳せることなくこの世を去りました。しかし、後にアメリカの女性写真家ベレニス・アボットによりその功績が数多く紹介され、後世世界的にその名が知れ渡りました。アジェは、パリの街・風景・労働者・建築物・インテリア・城壁跡・装飾物等を撮影し、パリの歴史的事実が忠実に表現されたその記録性及び芸術性を高く評価されております。本書は「インテリア」にフォーカスした写真集。アジェの顧客であったパリ・カンナヴァレ博物館の所蔵作品より60の写真が紹介されています。テキストはフランス語。