Lisboa, Cidade Triste E Alegre（2018）

Victor Palla & Costa Martins

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本書は、1959年にポルトガルで刊行された写真集『Lisboa, Cidade Triste E Alegre』の2018年刊行復刻版。当時国内の芸術大学の同級生であったVictor Palla & Costa Martinsが「リスボンの写真をたくさん撮って本にまとめたい」という思いで刊行されたそうですが、写真史家の権威であるマーティン・パーとゲリー・バージャーによる共著で、写真集の歴史的名著を紹介した作品集『The Photobook: A History, Vol.1』でも取り上げられているベスト・ブックです。同時代のウィリアム・クラインやエド・ファン・デル・エルスケンらによる斬新でグラフィカルなデザインが踏襲された本書は、写真のレイアウトやページネーションも独特で、ひとつの「グラフィック・ポエム」と評されています。もちろん写真自体も、ストレート・フォトグラフィーから、クラインや大道を想起させる映像的描写も素晴らしく、詩的叙情にあふれた素晴らしいフォト・アルバムです。（2015年版よりひとまわり小さいサイズです）

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＜Condition＞ ジャケット：少ヨゴレ、本体：縁極少イタミ