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ウクライナ生まれの写真家イェレナ・イェムチュクの作品集『Malanka』。映画監督としても活躍する彼女は、幻想的でシュールな世界観を特徴とし、近年は母国のルーツに焦点を当てた作品を発表しています。本書では、ウクライナ西部・クラスナ村に伝わる冬の終わりの祝祭「マランカ」をテーマに、2019年から2020年にかけて撮影された写真群を収録。仮面や衣装に身を包んだ人々が繰り広げる祝祭の様子は、現実と夢のあわいにあるような独特の雰囲気を醸し出し、文化的・民俗的ドキュメントであると同時に、作者の個人的なまなざしが通底する詩的なヴィジュアル・ストーリーテリングとなっています。ルーマニアのジャーナリスト、イオアナ・ペレハタイによるテキストも添えられ、祭礼に込められた精神的意味をより深く照らし出しています。