Too Much

木村　英輝 & ガリバー / Hideki Kimura & Gulliver

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日本のアーティスト木村英輝と安土修三の編集によるアートブック・写真集。京都市立芸術大学の講師時代には、三宅一生のテキスタイルデザイナー皆川魔鬼子らを教え子に持ち、日本初のロックフェス「Too Much」のプロデュースでその名を轟かせ、以降も内田裕也、村八分など数々のフェスを手掛けたプロデューサーであり、還暦前に画家に転身した奇才・木村英輝。一方「ガリバー」こと安土修三は、絵画、版画、映像、インスタレーション等多彩なフィールドで活躍する現代アーティスト。本書は、異色のアーティスト二人によって伝説のフェス「Too Much」開催の2ヶ月前に刊行されたコンセプチュアルな作品集。ヒッピーやビート、LSDやアート・ロックの世界への傾斜をベースに、ビートルズ、ウォーホル、チェ・ゲバラ、さらにはピーター・ドラッガーらの書物・作品を引用し「歴史や伝統、体制や風土などを超えた’’完全なる自由’’への志向」を主張したユニークな一冊。金坂健二、石黒健治、深瀬昌久、渡辺眸らの写真図版と編者自身のテキストを交え、当時の時代の空気感を感じることができる稀有な一冊。

＜Related Artists＞ 渡辺　眸 / Hitomi Watanabe
＜Condition＞ 本体：カバー少ヤケ・縁少イタミ
天少ヤケ及び少イタミ