光 / Light(日本写真史の至宝 / Masterpieces of Japanese Photography)
丹平写真倶楽部 / Tampei Photography Club
¥16,500(¥15,000 + tax)
Publisher/国書刊行会
Published/2006
Format/ハードカバー&スリップケース Pages/- Size/295*365*35
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戦前の日本の前衛社員を牽引したアマチュア写真倶楽部・丹平写真倶楽部によって刊行された作品集『光 / Light』。大阪の丹平製薬の小売部門として1924年に開設された丹平ハウスの2F。写真材料店やスタジオ、画廊などが集まる一角にアマチュアの写真家が集っていた中で生まれたサークル。上田備山、森山大道も敬愛した安井仲治らを筆頭に、本庄光郎、椎原保、河野徹、川崎亀太郎、平井輝七といったメンバーは、東京の福原信三らによる『光と其諧調』に負けじと、クラシカルなストレート写真から、シュルレアリスム的な、時にアヴァンギャルドな、多面的なアプローチで、独創的なイメージを構築し、戦前日本の近代写真の形成に多大なる貢献を果たしました。本書は、そんなメンバーが、結成10周年を記念して、1940年に刊行した作品集で、倶楽部の集大成とも呼べる一冊。国書刊行会が2000年代に、戦前の名著を復刻する「日本写真史の至宝」シリーズからの一冊。