On Photography

David Hockney

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戦後のイギリスを代表する画家であるデイヴィッド・ホックニーの写真集『On Photography』。2023年夏から秋にかけて東京都現代美術館で久しぶりの国内での大規模個展が行われたことも記憶に新しいホックニー 。そして、ホックニーと言えば、ポップアートを象徴するカラフルなランドスケープや、近年ではMacやI Padなどを活用したデジタルイメージの作品が想起されますが、80年代は「写真家」としても名を馳せていました。写真単体ではなく、複数の写真を組み合わせて構成することにより、その人の「視覚」や「時間」をより適確に表現できる、というキュピズム的な思考のもとに制作されたフォト・コラージュやポラロイド・コラージュは、従来の写真家とは異なる新たな写真のイメージを創出したものでした。本書では、そんな新しい芸術形式の経緯や方法等については、100点近い絵画、写真、ドローイングなどから探求した意義深い一冊です。

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＜Condition＞ ジャケット：少イタミ、本体：天少ヨゴレ