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アメリカの写真家であるエドウィン・マーティンの作品集『Mud Show American Tent Circus Life』。1943年生まれ、インディアナ大学で客員教授を務め、哲学・ジャーナリズムさらには写真について教鞭を執っていたというエドウィン。こちらは80年代に刊行された作品集で、数年かけて7つのサーカス団と旅を重ねて記録したドキュメンタリー。リハーサル、パフォーマンスから、彼らの生活や彼らとの旅をモノクロで綴っています。アメリカのサーカス写真と言えば、Mary Ellen Mark、Jill Freedman、Bruce Davidsonといった巨匠たちの名作が有名ですが、現代では忘れられつつあるサーカス団の記録を残したこのエドウィンの作品の数々も、感慨深く見応えがあります。