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本書は、工芸品コレクターで薩摩切子などのガラス工芸品等の研究者でもあった辰澤速夫(1947-2000)の作品集『辰澤速夫の仕事「知」「眼」「遊」』。本書は追悼集として、辰澤の親族より刊行された作品集で、生前に発表した研究論文や寄稿文で構成された「知」、友人・関係者らが辰澤について綴った「遊」、さらには生前に収集したコレクションの写真でまとめられた「眼」の3部セット。尚、「眼」については、『カトラリーの宇宙 辰澤コレクション』として単本でも刊行されています。以下、小道具坂田の店主で、国内屈指の工芸品の蒐集・鑑定家であった坂田和實(1945-2022)が「眼」で綴ったあとがきより。「このコレクションでは、これから真摯に工芸の道を歩もうとしている若い人たちに、美しさの基準とは何なのかという大切な問題を考えさせ、又製作上で悩み、迷う人たちをその崖っ淵から救い上げ、多くの人たちに物を作る楽しみや、物を蒐集する喜びを教えてくれることだけは間違いないだろう」。(テキストに多数線引きあり)
<Related Artists>Irving Penn
<Condition> ケース・カバー:少ヤケ・少ヨゴレ・少イタミ
本体:図版メインの眼は経年並み、テキストメインの知・遊は線引多数