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20世紀を代表するチェコの写真家ヨゼフ・スデクの写真集「Labyrinths」。日本でも大変人気の高いチェコのアートシーンを語る上で欠かすことのできない写真家スデク。チェコの原風景を描写した「パノラマ」に代表されるランドスケープ、自然にインスピレーションを受けた森や庭の風景、城やバロック建築を捉えた図版、そしてアトリエやその周辺部で収録された光と影を巧みに取り入れた静物等、シュルレアリスムの影響を垣間見れる芸術的な作品から、息をのむほどに美しいポエティックなスティル・ライフまで、日常の何気ないシーンから新たなイメージを創造し続けたアーティストです。本書は、スデクの活動後期の主要作品で、スタジオのグラスやペーパー等のオブジェによるアッサンブラージュの図版で構成された一冊。スデク自身によって「Labyrinths / 迷宮」と名付けられたカオスの美。