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アメリカを代表するフォトグラファー、ピーター・ビアードの作品集『楽園からの最後の言葉』。1965年発表の『The End of the Game』。以降、何度も版を変えてReprintが施され続けた名著は、戦後アフリカの野生動物環境が、人工的な問題で侵され続け、象をはじめ多くの動物たちが病気・飢餓・死へと追いやられた実情を発表したものでした。ビアードは、実際にアフリカに住み、国立公園でも働きながら、写真・テキスト・イラスト・ペインティング・コラージュなど多彩な手法を駆使して、ダイアリーとしてもまとめており、その表現は芸術的な側面からも高い評価を受けました。本書は、このようなアフリカの現実を「こどもでもわかるような内容で」という形で、シンプルなテキストと、イラストや写真を用いてまとめられた作品集で、Richard Avedonの『Nothing Personal』のデザインでも有名なアートディレクター、マーヴィン・イズラエルと、カメラ毎日の実質的編集長で、戦後の日本写真の復興に多大なる貢献を果たした山岸章二による編集です。