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戦後のアメリカを代表する写真家のひとりであるピーター・ビアード(1938-2020)の作品集『ジ・エンド・オブ・ザ・ゲーム』。1965年にビアードが発表した言わずと知れた名作『The End of the Game』の日本編集版です。原版とはイメージやレイアウト・デザインが異なります。当初は、密猟者たちが動物の命を奪い、その後密猟者の排除に尽力したものの、今度は人間の生活居住地の広がりや、人工的な保護区政策による動物の生活区域の縮小等により、象をはじめとした野生動物たちが次々に死に追いやられました。そんな現地の実情を、人間たちの過ちを訴えるべく、ビアードが発表した名著です。ビアードは実際に、アフリカに拠点を持ち、国立公園で働きながら、取材と撮影を続け、ジャーナリストのように写真やテキストで発表するのみならず、コラージュを施したダイアリー、時に動物や自身の血をも用いたペインティング等、多彩な手法で表現を施しました。50年以上も前から逝去される2020年まで、その実情を訴え続けたビアード渾身の一冊です。