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日本の写真家秋山亮二の写真集『ニューヨーク通信(Signed)』。早稲田大学文学部卒業後、AP通信社、朝日新聞社写真部を経て、1967年よりフリーランスとして活動している秋山亮二。以降、フォト・ジャーナリストとして、離島の過疎化やインドの飢餓等の取材を精力的に重ね、1974年にはMoMAの名物ディレクターであったジョン・シャーカフスキーとカメラ毎日の名物編集長山岸章二の手によって、日本の写真家がはじめて本格的に紹介されたエキシビジョン「New Japanese Photography」に選出され、さらにはヒューストンで個展を開催した経歴も有しています。本書は、70年代後半にニューヨークで撮影されたスナップで構成された一冊。カラー写真の芸術的認知が広がりつつあった70年代半ば以降の流れを汲んだかのように、全図版カラーで撮影。旅人的な'ユニーク'な視点と、ジャーナリスト的な'確かな'視点が交錯する興味深い作品の数々。写真家サイン入り(Signed)。