その感性と視覚 1948-1989 石元泰博写真展

石元 泰博 / Yasuhiro Ishimoto

SOLD OUT

Publisher/西武美術館

   Published/1989
Format/ソフトカバー   Pages/109   Size/245*250*10
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日本の写真家・石元泰博(1921-2012)の作品集『その感性と視覚 1948-1989 石元泰博写真展』。1940年代〜50年代の写真の主流は「ジャーナリズム」。戦争をまたいだこの期間は、名取洋之助らによる戦争・報道ジャーナリズムから、土門拳や木村伊兵衛を筆頭にした報道的要素を多分に含んだドキュメンタリーのような、基本的に「ヒューマニティー」作品が多いわけですが、そんな最中に日本に帰ってきた石元泰博のインパクトはかなりのものであったと想像できます。バウハウスのようなデザイン教育を受けた生徒はもちろん少なく、対象を「造形的」に捉える、研ぎ澄まされた美的感覚の持った写真家もそう多くはない時代でしたので、50年代に「桂離宮」やファーストブック「ある日ある所」が与えた印象は大きいものでした。こちらは、1989年から90年にかけて行われたエキシビジョン時に刊行されたカタログ作品集で、「シカゴ」「日本」の作品の他、大辻清司、横江文憲らのテキストが収録されています。
<Related Artists> 石元 泰博 / Yasuhiro Ishimoto
<Condition> 本体:カバー少ヤケ・少ヨゴレ・少イタミ
天・地・小口少ヤケ、縁少イタミ
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