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日本の写真家・杉本博司の作品集『光の自然 / Nature of Light』。1970年代後半から80年代にかけて「ジオラマ」「劇場」「海景」といった代表作の制作を始め、94年にロサンゼルス近代美術館、95年にメトロポリタン美術館などを巡回する個展を開催した後も、ベルリン、ビルバオ、ニューヨークのグッゲンハイム美術館(2000)シカゴ現代美術館(2003)森美術館(2005)などで、継続して作品を発表してきました。また、写真家としての活動のみならず、現代美術家、建築家、演出家など多岐に渡った表現を用いて世界を魅了する作品を発表してきたコンセプチュアルアーティストであり、「和」をモチーフにした作品についても、海外から高い評価を受け続けています。本書は、2009年のIzu Photo Museumのこけら落としで開催されたエキシビジョンを機に刊行された作品集。杉本撮影による当館の建築・インテリア写真から、70年代のアーリーワーク、2000年代の銀塩写真からタルボットの作品紹介等、見どころ満載の一冊です。