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アメリカの女性写真家キャロリン・ドレイクの作品集『Knit Club』。名門・ブラウン大学でメディアカルチャーを専攻、20代はメディア企業でデスクワークをしていましたが、30歳の時に写真家に転身。ジャーナリストとしてアジア・中国を取材、ナショナル・ジオグラフィック誌で活躍、2015年よりマグナム・フォトのメンバーとなっています(2019年より正会員)。「写真を通じたコミュニケーション」。これがドレイクが紡ぐストーリーの基盤となっており、本書は「ニット・クラブ」という謎めいた女性たちのグループとのコラボーレーション。男性のいない、現実世界に制御もされず、何とか存在し続ける女性たちの親密なコミュニティが描写されており、アメリカの作家ウィリアム・フォークナーの『死にゆくままに』を参考にして創られています。