故郷 私の徳山村写真日記

増山 たづ子 / Tazuko Masuyama

SOLD OUT

Publisher/じゃこめてい出版

   Published/1983
Format/ソフトカバー   Pages/126   Size/185*260*10
Google Translate
日本の女性写真家である増山たづ子(1917-2006)の作品集『故郷 私の徳山村写真日記』。60歳にしてカメラを始めて手にし、以後アマチュアながらも10万カットに及ぶ写真を残し、数々の作品集を刊行してきた増山たづ子。それは一貫して故郷「徳山村」を見つめ続けたものでした。滋賀・福井の県境に位置する当地は、戦後日本最大のダム建設の目的地となり、数十年に及んで計画から建設がなされました。増山は、建設によって沈んでしまう故郷の記録を残し続けるべく、土地、人々、風習、民俗、自然、暮らしなどを長年カメラに収め続けました。その真っ直ぐな気持ちと、真っ直ぐな写真は、大きな反響を呼び、以後写真ギャラリーでの展示や、数々の写真集やエッセイの出版へと続いていきました。その行為の一連は、「写真とは何か」をリアルに問うものであり、本書帯記載の篠山紀信や、同じ女流写真家である石内都も、多くの賛辞を送っています。本書は、80年代に刊行された記念すべきファーストブックです。
<Related Artists> 石内 都 / Miyako Ishiuchi
<Condition> ジャケット:少ヤケ・少ヨゴレ
帯少ヤケ・少イタミ、本体:経年並み
order

TOP