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20世紀を代表する写真家の一人であるスティーブン・ショア(1947-)の作品集『A Road Trip Journal(Signed)』。ショアの経歴・功績は改めて言うまでもありませんが、エグルストンらと並び称されるカラー写真の代表的人物であるともに、ウォーカー・エバンスやロバート・フランクらによるアメリカのロードトリップの系譜を継ぐ、戦後アメリカの日常の貴重な記録をカメラに収めてきました。また、写真の見方に関する参考図書と言える『The Nature of Photographs』(写真の本質)も大変魅力的な一冊です。本書は、70年代初頭に1ヶ月近くに渡って行ったアメリカ横断のロードトリップ時に創った日記帳の複写やその間に撮影されたイメージで構成されており、初期代表作『Uncommon Places』へとつながっていく旅路に、ショアがどのような思いで、何を見つめ、過ごしていたのかという日常が、ジャーナルのごとくまとめられており、写真家の表と裏の姿が垣間見れる写真ファンには必見の一冊です。3300部限定。エディションナンバー入り。写真家サイン入り。