プリンツ21 1993年6月号 特集:荒木経惟

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Publisher/プリンツ21

   Published/1993
Format/ソフトカバー   Pages/152   Size/210*278*10
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本書は、雑誌『プリンツ21』の1993年6月号で、日本を代表するフォトグラファー、荒木経惟特集号。「公」を「記録」する写真から「私」を「記録」する写真へ。この「私写真」という言葉に代表される写真家のひとりが、現在圧倒的な人気を誇る深瀬昌久。当時妻であった洋子が、「結局、私・洋子というフィルターを通してカメラに収めているのは深瀬昌久自身であった」と語っていたように、私的な心情とまなざしによる、プライベートで時にフィクショナルなストーリー。これは、スタイルは違えでも荒木経惟と通じる要素であり、1971年に自費出版で刊行した、妻・陽子との新婚旅行を綴った『センチメンタルな旅』がその幕開けとなりました。以来、自身の日常を、自身の心と眼差しから収め、時には「架空」「偽」の世界をも創出する「私小説」ならぬ「私写真」。本書では、「午後のリアリティー」の他、漫画家・岡崎京子との対談などが収録されています。
<Related Artists> 荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki
<Condition> 本体:経年並み
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