Snowy

萩原　義弘 / Yoshihiro Hagiwara

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日本の写真家である萩原義弘の作品集『Snowy』。1961年群馬県高崎市生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業した後、毎日新聞社写真部を経てフリーに。1981年の夕張新炭鉱の事故をきっかけに、海外炭の輸入や石油への依存などエネルギー政策の変更で、閉山や合理化を余儀なくされていた、全国の炭鉱や鉱山跡を訪れ、その活動は20年以上にも及んだという萩原義弘。その活動の一連は、90年代以降でもたびたび個展などで発表されてきましたが、こちらはその炭鉱訪問時から出会った「雪」の風景でまとめられた一冊。写真家の大半が「撮るのが難しい」と口を揃える「雪」。廃墟となった住居や施設にも容赦無く入り込み雪。気がつけば、人工物と自然物が織りなす造形美に魅せられた萩原は、様々な視点からユニークに撮り下ろしています。

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