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オランダの女性写真家であるヴィヴィアン・サッセンの写真集『Sketches(Second Edition)』。世界的に注目を集めているファッション・コマーシャル写真家であり、『i-d』『Purple』といったファッション誌で頭角を表し、これまでにルイ・ヴィトン、ミュウミュウ、ボッテガ・ヴェネタ、ステラ・マッカートニー、パルコ、資生堂といった錚々たる企業・ブランドのイメージ・ヴィジュアルを手がけています。父親の仕事の関係で幼少時代にケニアで暮らした経験を持つことから「アフリカ」がサッセン作品のルーツとなっており、コンセプチュアルな作風、ユニークな演出や実験表現、フォルム・カラーリングの独自性などクリエイティビティに富んだ作品を発表しています。本書は、2000年代にアフリカで撮影されたポラロイドで構成されたZINEのような作品集。サッセンの出世作『Flamboya』、Laura El-Tantawy『In the shadow of the pyramids』、Carolyn Drakeの『Wild Pigeon』など、名著と呼ばれる写真集のデザインを担当しているSybren Kuiper(SYB)によるデザインも美しい一冊です。2015年刊行・第2版。