遠近 / Far and Near

山沢 栄子 / Eiko Yamazawa

SOLD OUT

Publisher/未来社

   Published/1962
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/123   Size/265*235*20
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1899年大阪に生まれ女性写真家の草分け的存在である山沢栄子の写真集『遠近 / Far and Near』。東京女子美術学校で日本画を学んだ後に、カリフォルニア・オブ・ファインアーツに留学して油絵を専攻。同時に写真家のコンソエロ・カネガのもとで写真を勉強し、帰国後にポートレイトを中心としたスタジオを開設。顧客にはサントリーの佐治敬三や建築家の村野藤吾ら大物経済人・文化人を抱えていたそうです。その後写真研究のため再びアメリカに行き、帰国数年後にスタジオを閉鎖、商業写真をやめて自由な写真創作に専念していきました。本書は1950年代後半に撮られた写真が中心に構成されており、営業写真家からアーティストへの移行期に創作された一冊。優しさにあふれたポートレート・スナップから、卓越した造形力によるデザイン性に富んだ図版、さらには山沢の代名詞となったカラー中心の「アブストラクト」な作品群まで、女流写真家のパイオニアによるアーティスティックな一冊。装幀は弟子の浜地和子。(スリップケース破損)
<Related Artists> 山沢 栄子 / Eiko Yamazawa
<Condition> ケース:ヨゴレ・イタミ・背破損
ジャケット:少イタミ、本体:経年並み
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