ナツコとシルビア

清岡 純子 / Sumiko Kiyooka

SOLD OUT

Publisher/双葉社

   Published/1970
Format/ハードカバー   Pages/215   Size/135*195*25
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日本の女性写真家である清岡純子(1921-1991)の作品集『ナツコとシルビア』。主に80年代以降に創作された少女作品の数々が、99年施行の児童ポルノに関する法律の対象となり、その作品の多くは現在目にすることはできません。しかし、62年にフリーとなって以降、清岡が一貫して追い求めてきたものが「女性」であり、当初は女性の同性愛に関する作品に精力的に取り組んでいました。こちらは70年に刊行された女性の愛に関する作品集で、巻末で清岡はこのように述べています。「カメラマンとして私が終始追い求めてきたのは女であった。(中略)私たちが考えていかなければならないのは、既成の概念にとらわれず、愛と性を考えることである。少なくとも男女の愛が結婚生活に直結していく中で見失われている純粋な愛の核を、レスの世界はとどめている。新しい時代に即応した愛と性を考える時、レスビアンは多くの示唆を含んでいる」。
<Related Artists> 岡崎 克彦 / Katsuhiko Okazaki
<Condition> ジャケット:少スレ、本体:天・地・小口少ヤケ
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