都の貌 / Visages of a Metropolis

高梨　豊 / Yutaka Takanashi

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日本を代表する写真家のひとりである高梨豊の作品集『都の貌 / Visages of a Metropolis』。「オツカレサマ」などに代表される60年代からのコマーシャル・ワークから、中平卓馬や森山大道らとの「プロヴォーク」活動、その公私共に見せる卓越したカメラワークに写真論、その高梨の思想が1974年に作品集『都市へ』（『東京人』含む）として結実。その後は「都市」から「町」へと舞台を変えて、大型カメラを背負って、バスや路面電車を乗り継ぎ「下町」を「カラー」で写真に収めていく活動に没頭、それらは都市へに続く名作『町』としてまとめられました。80年代には都市を離れ、全国津々浦々をまわって撮影を重ねた『初國』も刊行されていますが、本書は再び都市に戻り、80年代後半に撮影された都市のイメージで構成されていますが、対象は戦前の20〜30年代に東京で建てられた建築物にフォーカスした一冊です。ケース付き初版。別冊付属。

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＜Condition＞ ケース：少キズ・少ヨゴレ・少イタミ
本体：カバー少シミ、ページ角一部少イタミ