Inventine Paris Clothes 1909-1939

Irving Penn

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20世紀を代表する写真家のひとりであるアーヴィング・ペンの作品集『Inventine Paris Clothes 1909-1939』。1940年代からリチャード・アヴェドンと肩を並べて、アメリカ至っては世界の写真界を牽引してきたアーヴィング・ペン。名ディレクター、アレクセイ・ブロドヴィッチに見出されて「ファッション」の世界で活躍した初期は、「人間」そして「ポートレート」を追求し続けたアヴェドンに対して、「スティル・ライフ」「ファッション」など、幅広いフィールドでその才能を発揮したのがペンでした。特に「フラワー」「フード」「シガレット」「テーブルウエア」などの「スティル・ライフ」の秀逸な作品は、日本のファンにも大変人気があります。本書は、映画にもなったエディター、ダイアナ・ヴリーランドの企画によって、メトロポリタン美術館で行われた展示に際してペンが撮影したイメージで構成された一冊。戦前に制作されたシャネルなどのパリのブランドのオートクチュールのドレスをペンがカメラに収めています。企画もまたペンの抜擢もすべてが調和したエキシビジョンであり、時代を超えても色あせないファッションの魅力が詰まった一冊です。

＜Related Artists＞ Irving Penn、Richard Avedon
＜Condition＞ ジャケット：少ヤケ・縁少イタミ
背周り少シミ及びシワ、本体：天・地・小口少ヤケ・少ヨゴレ