砂丘への足跡 Seinan Dr.Chiba and Art Therapy(写真:羽永光利)

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Publisher/千葉元追悼刊行委員会

   Published/1985
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/-   Size/193*268*13
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本書は、青森県八戸に県内で初めて創設された精神病院「青南病院」の沿革と、創設者・千葉元(はじめ)の軌跡についてまとめられた一冊『砂丘への足跡 Seinan Dr.Chiba and Art Therapy(写真:羽永光利)』。千葉元が逝去された翌年の1985年に刊行されています。院内にとどめて、薬物治療を行うのではなく、病棟外に誘導して、開放的な作業療法を行うことによって、治癒を促しつつ、その後の社会復帰を実現させるという、千葉の信念で行われましたが、その手法が大変ユニーク。農業などを通じた「作業療法」にとどまらず、陶芸や彫刻制作等を通じた「芸術療法」、さらには時に石井満隆や豊島和子ら著名な舞踏家の協力にもとに行われた「舞踏療法」などであり、それらによって形作られた雰囲気は、ある種特異な空気感を放っていたそうです。その空気を感じ、撮影を自ら依頼して行ったのが羽永光利。舞踏の世界を撮影してきた前衛芸術フォトグラファーです。
<Related Artists> 羽永 光利 / Mitsutoshi Hanaga
<Condition> ケース:少ヤケ・少シミ・少ヨゴレ、本体:経年並み
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