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アメリカを代表する写真家ハリー・キャラハンの写真集「Callahan in New England」。既成概念にとらわれず、独自の造形的把握力・審美眼により、芸術の新たな可能性を追求し続けたニュー・バウハウスにおいて、アーロン・シスキンドらと共に教鞭を取り、石元泰博やRay K Metzkerらを指導した写真教育者としても名高いキャラハン。一方で、パーソナルな視点から創作された自身の作品では「ビーチ」「シティー」「エレノア(妻)」をテーマとしたランドスケープやポートレートが有名で、光と影、モノクロとカラーを駆使したソリッドな作品を数多く残しています。本書は、キャラハンが1961年に移り住み、以降長年を過ごしたニューイングランドで撮影された図版を紹介したエキシビジョンを機に刊行されたカタログ写真集。プロビデンスにおける「シティ・シリーズ」やケープコッドでの「ビーチ・シリーズ」等の代表作を中心に、モノクロ・カラーを含めた32図版が収録されています。