少女の季節　1977-1987

望月　博明 / Hiroaki Mochizuki

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日本の写真家である望月博明の作品集『少女の季節　1977-1987』。1953年静岡県富士宮市生まれ、富士短期大学出身で、当初は絵画（油彩）を行なっていたそうで、70年代初頭には「モダンアート展」などにも出展していたという望月博明。しかし、70年代後半より写真を本格的に始め、77年から80年代にかけては、『カメラ毎日』でたびたび作品が紹介されており、この短期間でカメラ誌に取り上げられるほど、その感性は確かなものでした。本書は、87年に刊行されたおそらく望月唯一の作品集で、カメラ誌でもたびたび紹介されてきた「少女」をモチーフにした一冊。これほどまでにピュアなイメージは、被写体のみならずフォトグラファーにも透き通るような心の純粋さが求められるようにも感じます。また、撮られる少女たちも、どこか特別感を感じ、喜びを滲み出しているような雰囲気を感じられ、巻末には「少女からの手紙」と題して、望月から被写体に送った写真のお礼の手紙が収録されています。

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＜Condition＞ ジャケット：少ヤケ・少ヨゴレ
本体：天・地・小口少ヤケ・少ヨゴレ