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アメリカの女性写真家であるアイリーン・ゴットフリード(1950-2017)の作品集『Bacalaitos & Fireworks』。俳優でコメディアンであるギルバート・ゴットフリードの姉であるアイリーンは、ニューヨークで活動したストリート・フォトグラファー。広告代理店と『The New York Times』『Fortune』といった新聞雑誌のアサインメントをこなしつつ、黒人、移民、精神障害者、ゴスペルシンガーなどに目を向けた作品を多く残しており、本書はニューヨークのプエルトリカンにフォーカスした一冊です。黒人よりも最下層に位置づけられ、多大な差別を受けてきた移民がプエルトリカンであり、小さい頃から彼らのカルチャーに影響を受けてきたゴットフィールドは、写真家となってからも彼らをカメラに収めてきました。純粋な視線と眼差しに見入る作品の数々です。