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ファッションをベースとしながらも、アート、ビューティー、ミュージック、フード、トラベルとライフスタイル全般を、一歩・二歩先の視点からカルチャーとして紹介した稀有な雑誌『Dune』。本誌は1997年夏号・通巻13号にあたります。特に海外のサブカルチャーを、日本の若手の写真家を積極的に起用して紹介して、クオリティーの高いイメージを描写するのみならず、編集長の林、菅付雅信、後藤繁雄、林央子ら実力派のライター、はたきみえらスタイリストなど、脇役も充実。海外のPurpleやi-Dにも引けを取らない雑誌として、クリエイターやマニアからは絶大なる人気を博しました。本号でも、ホンマタカシの『Tokyo Surburbia』や、吉永マサユキの『コスプレ』(米原康正とのコラボ)など、見応えのあるイメージが連なります。