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アメリカを代表する写真家のひとりであるジョエル・マイロウィッツの写真集。70年代からカラー写真の旗手として、ウィリアム・エグルストンらと共に注目を集め、初期は、カラーによるランドスケープ作品を発表し、『Cape Light』(1979)『St. Louis and the Arch』(1980)で名を馳せ、そして「花」をモチーフにしたストリート・スナップ集『Wild Flowers』(1983)で、その地位を確固たるものとします。近年は、モランディやセザンヌといった巨匠画家のアトリエや作品のスティルライフ『Morandi's Objects』(2016)『Cezanne's Objects』(2017)を発表し、また『Cape Light』『Wild Flowers』『Redheads』の再版なども発表、インスタグラムなどでも、多面的な魅力を発し続けています。こちらは、Phaidon社から刊行されていた著名な写真家のシリーズものの一冊で、初期のモノクロのアーリーワークから、上述した名著に収録されている代表作まで、1960年代から90年代までの作品が時系列で紹介されています。