Photo Cabaret / フォト・キャバレー

倉田 精二 / Seiji Kurata

SOLD OUT

Publisher/白夜書房

   Published/1982
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/295*210*15
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日本の写真家・倉田精二の写真集『フォト・キャバレー』。70年代後半より池袋・新宿を中心とした都市を彷徨い、夜の盛り場や荒れる街角に戯れる人々を強烈なストロボ光で活写した作品は、都市に潜む奇妙で不可思議な闇を写し出しています。それらは、暴力的で挑発的でありながらもカオスの美が宿り、冷徹で客観的な視線の中には人間の愛が宿り、アメリカの偉大なる写真家で’都市のハイエナ’と評されたウィージーや、フリークスらのポートレートで有名なダイアン・アーバスらを想起させます。写真が織り成す多様な交錯が描写された図版には、ドキュメンタリー・写真芸術の新境地が見出だされ、80年代以降の日本の写真界に風穴を開けたフォトグラファーとして世界的にも評価の高い倉田精二。本書は1980年刊行の1st『Flash Up』に続いて発表された2nd写真集。東京の街にドキドキ・イライラ・欲望が感じられなくなった倉田が、北海道・九州・近県及び海外へと足を伸ばして捉えられたスナップショットに、ユーモアに富んだテキストを添えて、週刊情報誌のごとく装幀されたユニークな一冊。装幀は木村恒久。帯欠。
<Related Artists> 倉田 精二 / Seiji Kurata渡辺 克巳 / Katsumi Watanabe森山 大道 / Daido Moriyama
<Condition> ジャケット:帯欠、本体:見返し極々薄シミ
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