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アメリの女性写真家であるアニー・リーボヴィッツ(1949-)の作品集『アメリカの神々』。サンフランシスコの芸術大学在学時に、自作を雑誌『ローシングストーン』に持ち込み、編集長のヤン・ウェナーに見込まれ、すぐにニューヨークに連れて行かれることに。そこで撮影したジョン・レノンのインタビュー写真が認められ、70年に同誌のメンバーに、そして73年には同チーフ・フォトグラファーとして活躍。1980年にレノンとオノヨーコを撮影した数時間後にレノンは暗殺され、その時撮影した図版は、同誌の表紙で採用されレノンの追悼号にもなっています。本書では、著有名俳優・女優などが登場しますが、あとがきを綴った篠山紀信のコメントを紹介「この写真集は『ローリングストーン』という雑誌を通してみたひとつの時代なのだね。その時代も、世界がかつてなく動いていた10年間、その時代そのものにむけて発言していた強い意志を持つ人間たちのドキュメンタリーだと言える」。