Paris

清家　冨夫 / Tomio Seike

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世界で活躍する日本の写真家・清家冨夫 (Tomio Seike)の写真集『Paris』。日本の写真学校を卒業後、林忠彦のアシスタントを務めた後に渡英。ギャラリーで目にした本物の写真、本物のプリントに焦がれ、海外の土俵で勝負することを決意。異色性の強い日本をモチーフにした作品は創作せず、海外の一流写真家と同じ被写体で同じ土俵で勝負できる作品を創作することを心に決めます。帰国後はエディトリアルの仕事をしながら、頻繁にイギリスに渡りますが、日本のモデル事務所で偶然出会った外国人女性Zoe Leonardに目がとまり、約5年の歳月をかけて彼女を被写体とした作品を創作し写真集『Zoe』として発表されました。本書は、その後1990年から3年の間に撮りためた「パリ」の図版で構成された一冊。ブラッサイやアンリ・カルティエ-ブレッソンを始め、錚々たる写真家を虜にした魅惑の街「パリ」。セーヌ川のほとり、雨に濡れた石畳、たたずむ樹木等、卓越した光と影の描写を通じて表現された静謐で詩的な図版の数々。

＜Related Artists＞ Jeanloup Sieff、Peter Lindbergh、清家　冨夫 / Tomio Seike、Horst P. Horst
＜Condition＞ 本体：カバー少スレ