Photograph

高松 次郎 / Jiro Takamatsu

¥8,800(¥8,000 + tax)

Publisher/赤々舎

   Published/2008
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/170*210*15
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日本の現代美術家である高松次郎(1936-1998)の作品集『Photograph』。1954年に東京藝術大学絵画科では、小磯良平に師事。また、60年代以降は赤瀬川原平・中西夏之と芸術集団「ハイレッド・センター」を設立して、アヴァンギャルドな活動を展開。絵画に限らず、彫刻・写真・映画など、様々なスタイルでインスタレーションを行う高松は、60〜70年代のコンセプチュアル・アートの先導者とも言える人物でした。こちらは、70年代初頭に発表した「写真の写真」シリーズ。写されているイメージは、家族写真などのパーソナルな記録ですが、複写の複写になることでそれは匿名性を帯びた作品へと感化し、さらには光や影を巧みに取り入れたイメージが「芸術」へと昇華させています。このようなアイロニーに富んだ表現も高松らしい一面であり、ホックニーのコラージュなどもそうですが、美術家の視点による新たな写真表現のひとつでとても新しいものでした。
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<Condition> 本体:帯少ヤブレ及び少イタミ
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