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イタリアの写真家であるギド・アルゼンティーニの写真集『Private Room』。フィレンツェ生まれで、地元の大学の医学部に3年間通ったものの、それ以上に興味をそそられた写真に情熱を向けようと、23歳の時にキャリアを転向。以降は、ファッションやヌードをメインにした創作活動に取り組み、拠点もロサンゼルスに移し、VogueやMarieClaireのほか、Playboyなどでも多数作品を発表。その地位を確固たるものとしています。エレガントでエロティシズムをくすぐる魅惑的な図版、かつてのヘルムート・ニュートンらを想起させる女性の強さも秘めた作品の数々に魅了されたファンも多く、日本でも人気が高い写真家です。こちらは、ホテルの一室やモダンなアパートメントなど、クローズドな空間で撮影されたヌード作品で構成された作品集で、同年に刊行された『Reflections』と同じデザイン・判型で創られています。