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本書は、コレクション・ブランド「アニエスべー」のシンボル「カーディガンプレッション」に関する写真集『Des Photographes et le Cardigan Pression』(邦訳:プレッション・ボタン・カーディガンと写真家たち)。1980年代に発表されたこのマスターピースは「ルネッサンス調の前あきで釦のたくさんついたカーディガン。大人向けの子供服のようであり、またその逆でもあるようなカーディガンが欲しかった」というデザイナーの思いから作られ、現在まで続くベストセラーです。老若男女が様々な着方・楽しみ方をしており、その服としての多面性に着目したアニエスが、「きっと写真家ひとりひとりも違ったイメージを持っているはず」と、彼らがイメージする写真を撮影するよう依頼されました。植田正治、ベルナール・フォコン、ソフィカル、ウィリアム・クライン、アーサー・エルゴート、マルティーヌ・フランク、エリカ・レナード、スティーブ・ハイエット、デュアン・マイケルズら錚々たる写真家たちが捉えた「カーディガン」の数々です。一部日本語訳付き。