起点としての80年代 / Starting Points: Japanese Art of the '80s

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Publisher/マイブックサービス

   Published/2018
Format/ハードカバー   Pages/218   Size/225*305*25
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2018年に金沢21世紀美術館にて開催された「起点としての80年代」展に関連して出版された一冊です。今日の視点から80年代の日本の美術を見つめ直す「起点」となる数々の作品を紹介しています。1970年代のコンセプチュアルでストイックな表現に対する反動からか、80年代の日本ではあらゆるアートシーンで復権が唱えられて、好調な経済状況を背景とし、色彩豊かで伸び伸びとした筆使いの「ニューペインティング」などが広まりました。しかし、90年以降のアートは、80年代のサブカルチャーに影響を受けた「オタク」などの表現が主流となりました。そのためか、以降80年代のアートは参照されることが少なくなってしまいました。近年、「具体」や「モノ派」など1970年代までの戦後日本美術に関する研究が国内外で進んでいます。今こそ70年代と90年代の間にある80年代の日本美術について深く見つめ直す時期に来ていると言えるのではないでしょうか。今、約40年の時を経て本作を手に取り振り返ると、80年代のアートシーンには現代アートにおける重要な要素がたくさん生まれた時代であった事がわかります。
<Related Artists> 横尾 忠則 / Tadanori Yokoo
<Condition> 本体:カバー少ヤケ
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