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本書は、現代日本を代表する写真家・横田大輔、さらにはアントニー・ケアンズ(Antony Cairns)、ティアン・ドアン・ナ・チャンパサック(Tiane Doan na Champassak)、オリヴィエ・ピンファット(Olivier Pin-Fat)、エスター・ヴォンブロン(Ester Vonplon)の5名による共著『Abstracts』。カメラを使って写真を撮るという行為のみならず、撮影の過程、また現像やプリントの過程においての実験的な取り組みによって生じた、意識的、時に偶発的に創られた「抽象的」なイメージで構成されています。過度な露出による断片の数々、印刷に特殊紙を用いたことによる豊かな諧調、現像時の化学反応によって生まれた不完全なイメージなどなど、一連の「写真」という行為のもつ可能性が見出された一冊です。カバー5種。750部限定。エディションナンバー入り。