愛知曼陀羅 / Aichi Mandala The Early Works of Shomei Tomatsu

東松　照明 / Shomei Tomatsu

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日本が世界に誇る写真家・東松照明の写真集『愛知曼陀羅 / Aichi Mandala The Early Works of Shomei Tomatsu』。戦後日本の写真史に東松が残した足跡は極めて大きいと言えます。1950年代からの60年近い年月を数えるキャリアがすべてを物語っていますが、写真史家・金子隆一の企画によるエキシビジョン「日本写真の1968」カタログ図版は、東松で始まり東松で終わります。「長崎」「沖縄」を長年追い続けたジャーナリストであり、森山大道や中平卓馬らによる「Provoke」の生みの親とも言われる存在であったほど、優れたアーティストでもありました。報道と芸術、ジャーナリズムと（私的）ドキュメンタリーを、数十年に渡って両立し続けた写真家こそ東松照明。本書は、2006年に東松の故郷・愛知県で行われたエキシビジョン時に刊行されたカタログ作品集で、50~60年代のアーリーワークを中心に収録された一冊です。

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＜Condition＞ 本体：経年並み