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日本を代表する女性写真家・石内都の写真集「Belongings -遺されたもの-」。戦後の日本写真界を牽引した東松照明、森山大道等の系譜を継ぎ、1980年前後に発表された初期3部作「絶唱・横須賀ストーリー」「アパート」「連夜の街」は、日本の写真史にその名を刻むマスターピースとして知られています。近年は「1・9・4・7(1947年生まれの女性の手足)」「Hiromi 1955(詩人・伊藤比呂美)」「1906 to the Skin(舞踏家・大野一雄)」「マザーズ(母の遺品・身体)」「Scars(身体の傷跡)」等、時間と記憶を刻む身体の接写の創作に意欲的に取り組んでいます。本書は、近年の遺品の接写シリーズ「マザーズ」「ひろしま」「フリーダ・カーロ」の代表作品を3部構成で編集した見どころ満載の作品集。