日本の聖域 2 / 空海と高野山

深瀬 昌久 / Masahisa Fukase

¥11,000(¥10,000 + tax)

Publisher/佼成出版社

   Published/1982
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/141   Size/220*310*25
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近年、世界的に再評価が高まる日本を代表する写真家・深瀬昌久が撮影を担当した『日本の聖域 2 / 空海と高野山』。本書は、タイトルの通り、真言宗の開祖である弘法大師・空海が拓いた聖地・高野山についてまとめられた一冊で、宗教民俗学者の日野西真定との共作となっていますが、基本的には深瀬の写真が中心に構成されています。1年間に7回通ったという深瀬は、大塔や社、仏像、そして僧侶のお勤めの様子、周囲の自然など四季折々の高野山を記録しながら、「紅葉のなかの猫」といった深瀬らしい視点も感じられます。また、カラーのあとに続く「奥之院午前零時」と題されたモノクロ写真では一転してテンションが変わり、墓地などがストロボの明かりで怪しく写し出され、その異様さが際立ちます。カメラマン取材ノートでは、聖地にいながら俗っぽい言葉を並べる深瀬のキャラクターがにじみ出ています。帯欠。
<Related Artists> 深瀬 昌久 / Masahisa Fukase
<Condition> ケース:少ヤケ・少ヨゴレ・少イタミ、帯欠
本体:経年並み
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