Persona 最終章 2005-2018

鬼海 弘雄 / Hiroh Kikai

SOLD OUT

Publisher/筑摩書房

   Published/2019
Format/ハードカバー   Pages/-   Size/230*275*28
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戦後日本を代表する写真家のひとりである鬼海弘雄(1945-2020)の作品集『Persona 最終章 2005-2018』。2020年10月に惜しまれつつ逝去された、肖像に命を捧げたフォトグラファー・鬼海弘雄。70年代より40年以上もの間、ライフワークとして通い続けた浅草。朝から晩まで境内の片隅に立って、鬼海が感じる「存在感のある人」を待ち続け、のべ1000人以上の無名の人々をカメラに収めてきました。刺青を入れていたり、身体に一部障害を抱えていたり、ホームレスであったり。。一見まじまじと見つめることを恐れてしまうような人を正面から受けとめ、彼らの恥じらいや心の奥底に潜むやさしさという人間の本質を上品に描写してきました。撮られる側よりも、撮る側の誠実な人間性あってこそ描写される人間の美しさ・尊さ。鬼海が被写体を探しカメラに収める作業は、自身の心を戒めて律するような精神修行のようなものでもあったと想像されます。こちらは、2000年初頭に大反響を呼び、世界的に話題となった「Persona」以降、2005年から18年までに撮影されたぺるそな最終章です。
<Related Artists> 鬼海 弘雄 / Hiroh Kikai
<Condition> ジャケット・本体:経年並み
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