Fiesta in Seville（Acceptable）

Brassai

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フランスで活躍した写真家ブラッサイの写真集『Fiesta in Seville』。1899年ハンガリー生まれ、1920年代に移住以来パリで過ごし活躍したブラッサイ。巨匠アンドレ・ケルテスの教えを請い、アンリ・カルティエ-ブレッソン、ロベール・ドアノーらと並んで戦前より活躍したフランスを代表する写真家の一人です。また、ピカソ、マチス、ジャコメッティら芸術家との親交も深く、自身も彫刻やデッサンにも非凡な才能を有していたアーティストでもありました。ブラッサイの代名詞と言えば、街の壁や地面に描かれた落書きをまとめた『Graffiti』、また夜の街を徘徊した『Paris du Nuit / 夜のパリ』らが想起されますが、こちらは1950年代にスペイン南西部のセビリアを訪れた際に撮影されたスナップで構成された作品集。闘牛・祝祭など当地独自のカルチャーが、ブラッサイらしいユニークな視点でファッショナブルで捉えられています。グラビア印刷も美しい一冊です。

＜Related Artists＞ Brassai、Robert Doisneau、Andre Kertesz
＜Condition＞ ジャケット：少ヤケ・少イタミ
本体：見返し書き込み